戻ってきた”来し方～行く末”Ⅲ

９月３０日の金曜日の夜、センムが新車の軽トラでハチハチを引き取りに来た。
預かって３年、いよいよ伝説の終わりがやってきた・・・・。
始まりがあれば終わりは必ずやってくる。
そう、それは同時に「大鹿スペック伝説」の始まりなのだ・・・・。

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『Ｋ建設の連中が急きょ退去することになったんで、金曜の夜、行きますワ』
会社で図面を眺めていたらセンムから突然の引き取り連絡。
しかも軽トラを買い替えたら（トヨタ製）１４０Ｋｍも出まんねんとか、どうでもいい会話は
当日会った時でもよろしいねんて・・・（笑）

引取までの４日間、毎夜コンテナに入って最後の清掃活動を「行う。
チェーンは洗い、給脂し直して回転抵抗を確認。
このホイールは奥まで指が入り難いのが難点のど飴である。
サイレンサーも飛散はないが拭える所まではやる。
ガンマのサイレンサーと比べるとやはりレーシー高峰やなぁと。
ウェット路面では足が掬われそうになったのでＲタイヤはつこてしもたなぁ・・。

思い出深いささくれアウターチューブも片方６時間でここまでできた。
この車両がキレイに見える要素は足元龍太郎がパリっとしているからで。
少なくとも入庫時代の状況よりはマシかな

ヒューエルキャップが自閉しない車両は、いずれシリンダーに負荷がかかってくる。
キャップを押し込み、”パチンッ！”とキーが戻る平滑性が望ましい。
テールカウルビスを注文したら、材質もメッキも変わっていた・・。
やることはやって、納車可能姉妹にしたのは木曜日の夜だった。

金曜日は１６：３０に出発する、との事前連絡があったものの、実際に出たのは５０分遅れとのこと。
まぁそんな簡単にはけぇへんわ・・・ということで外食してアルコール三昧で待つ。
２１：３０過ぎに「施主」が登場、とんぼ帰りなのですぐさま用意！
車両の始動方法やら長期保管方法などをお伝え。
その他豊洲の問題やジャニーズ問題など多岐にわたって持論を披露し、
点滴大量殺人の噂や文春砲は何ｍ飛ぶのかなど
はよ帰りたいのに戸外でも全農解体は時間がかかることなどを聞かされ、
ようやく積み込んでみたのは２２時半だった。漆黒である（笑）

施主が持参した固定ツールはお役目半分で筆者品と併用。
脚の疾患を抱えた者同士の作業は時間がかかる（嘆）

２３：１５、大鹿へ向かって出発していった・・・・。
何でも大鹿へ戻ったのは早朝５時前だったらしい。　まだ降車と安置作業があるやろにねぇ・・・。
３年前の流行語大賞にノミネートも考えた「大鹿スペック」という用語は、単車乗り全員に降りかかる問題で。
できるだけスペックインしないように維持していきたいと思ふ。
長い時間を使わせていただいて感謝！長い時間使わなくなるだろうという心配。
まっ、心配停止状態で見つかることを祈念して伝説の終了である。

＜追伸＞　ナガトスさん、ＫＳの修理が終わったら不本意ですが美麗化程度ならお預かりできます（爆）